くじらのたれ
クジラとイルカの違いって、知ってる?

本当は同じ類のいきもの。大きさの違いで何となくってこと。だいたい4メートル以下がイルカ、それより大きいのがクジラ。でも例外もある。
英語のDolphinとWhaleの違いもほぼ同じらしい。
もう1つ、陸上の動物でクジラに一番近い親戚はカバなんだって。

似てっか?
カバって糞をする時、尻尾をグルグル回して周りに撒き散らすんだよ。
テレビでやってたんで、翌日動物園で半日かけて確認した。
「うわ、ホントだ!」
感激したね。
話がそれちまった。
調査捕鯨(鯨類捕獲調査)
国際捕鯨取締条約(ICRW)第8条に基づき加盟国の権利として認められるもので、実施国政府が科学調査目的として特別許可証を発行して行っているもの。
クジラの生態や資源量などの科学的調査を目的とする捕鯨で、日本では農林水産省所管の特例財団法人日本鯨類研究所が政府の特別許可を受けて、1987年から南極海(南極海鯨類捕獲調査)で、1994年からは北西大平洋(北西太平洋鯨類捕獲調査)でも実施している。調査対象は、南極海のクロミンククジラ、ナガスクジラ、ザトウクジラ、北西太平洋のミンククジラ、イワシクジラ、ニタリクジラ、マッコウクジラの計7種だが、ザトウクジラは2005-06年調査以降捕獲されていない。調査の副産物である鯨肉は国内で販売され、次の調査費用に充当される。
捕鯨の賛否を巡っては、クジラを「利用できる水産資源」ではなく「保護すべき野生動物」だと考える立場もあるなど、近年、対立が深刻化している。大型鯨類13種を対象に管理措置決定する国際捕鯨委員会(IWC)は、1970年代に欧米で高まったクジラ保護論の影響を受け、1982年に商業捕鯨を一時停止する商業捕鯨モラトリアムを採択、1997年には南極海サンクチュアリ(鯨類保護区)を設定するなどの制限を強めてきた。これに対して、捕鯨国のノルウェーとアイスランドは国際捕鯨取締条約に基づく異議申し立てをして商業捕鯨を続け、日本は1987年に商業捕鯨から条約で認められている調査捕鯨に切り替えて捕鯨を続けている。捕鯨国・反捕鯨国の間の妥協点を探るべく、2010年のIWCの総会では、日本の調査捕鯨における南極海での捕獲枠を大幅に削減する一方、沿岸での商業捕鯨再開を事実上認める内容を盛り込んだ議長案が示されたが、合意には至らなかった。
日本の調査捕鯨での捕獲数は年間1000頭前後。
近年の犬の名前の動物保護団体の過激な活動を受けて、日本国内には暴力行為に屈せずに調査を続行すべきだとする意見や、鯨肉の消費減少などを理由に捕鯨政策の見直しに言及する声も出ているんだとさ。
沿岸小型捕鯨
日本の沿岸小型捕鯨は、地域社会にとって重要な社会経済的、歴史的意義を持つもので、従来ミンククジラを対象として操業が行われてきたが、商業捕鯨モラトリアム以降、ミンククジラの捕獲が不可能となったため、IWCの対象種ではないツチクジラやゴンドウクジラなどを捕獲して細々と経営を継続している。
日本はこのような沿岸小型捕鯨の伝統を保持する観点から、1988年以来、沿岸捕鯨でのミンククジラ50~150頭の暫定捕獲枠をIWCに要求してきたが、各国の理解は年々深まってきているものの、捕獲枠設定には至っていない。
子供の頃は鯨肉が結構豊富に流通していた(と思う、子供だったから良くわからなかったが)。
小学校の給食にもよく出ていた(ような気がする)。
ごめん、本当はよく覚えていない。
ただ「鯨の竜田揚げ」と「鯨カツ」は記憶にある。大好きだったから。
その頃僕の両親はひどく貧乏だったから、こんなに大きな肉の塊(そんなにデカかったか?)は家の卓袱台(ちゃぶだい)に上がったことはない。
だから給食の献立表を見て、「鯨の竜田揚げ」と「鯨カツ」の日は前々日くらいから体調を整え、絶対に休まないようにしていた。
休んじゃうと、放課後にクラスの友達が「パン」は持ってきてくれるが、「おかず」は持ってきてくれないから。
ちなみに「カレー(このころはまだカレーライスではなかった)」の日も休んだことはない。
オヤジになった今でも「鯨の竜田揚げ」と「鯨カツ」は好きだ。


当時は嫌いだった「鯨のベーコン」も今は好き。これで日本酒をやるのは至福の時間。

千葉県の外房地方には「くじらのたれ」っていうのがある。

ツチクジラ(千葉県南房総市和田漁港 水揚げ)の赤身肉を血抜きせず、調味料(たれ)に漬け込み天日干ししたもの。
一般に土産として売られているものは醤油ベースの味付けだが、実は塩味や味噌味のもある。
これを軽く炙ってマヨネーズをちょっとつけて燗酒のアテに。

千葉県人で良かった~って感じ。
このツチクジラは沿岸小型捕鯨で獲られ、その年間捕獲枠は全国でツチクジラ62頭、コビレゴンドウ100頭、ハナゴンドウ20頭と厳しく制限されている。
国内4ヶ所の小型捕鯨基地の1つ、和田漁協のツチクジラの割り当ては26頭。鯨と言ってもそんなに大きくないから、たいした量ではない。

そんな訳で「くじらのたれ」はけっこう高級品。
一袋90グラム前後で600~高いのは2000円なんてのもある。下手な牛肉より高い。
だからしょっちゅうは食べられない。
他の鯨も高いよね、子供の頃は「鯨のベーコン」なんて30円もだせばけっこうな量だったと思う。(子供の頃は嫌いだったからよく覚えてない。)それが今居酒屋で頼んだらほんのチョビっとで、ん百円、1000円以上のとこもある。
なんとかならんかなあ~。
海洋牧場みたいので養殖できないかな?
まあ、そうなるとまた知性のある動物をなんちゃらかちゃらと、青い目の外人さんは騒ぐんだろな。
牛や豚にも脳みそあるんだけどな~。
クジラ、うまいんだけどな~。

長崎にはこんなのもある。千葉県人は滅多に食べれない。

本当は同じ類のいきもの。大きさの違いで何となくってこと。だいたい4メートル以下がイルカ、それより大きいのがクジラ。でも例外もある。
英語のDolphinとWhaleの違いもほぼ同じらしい。
もう1つ、陸上の動物でクジラに一番近い親戚はカバなんだって。

似てっか?
カバって糞をする時、尻尾をグルグル回して周りに撒き散らすんだよ。
テレビでやってたんで、翌日動物園で半日かけて確認した。
「うわ、ホントだ!」
感激したね。
話がそれちまった。
調査捕鯨(鯨類捕獲調査)
国際捕鯨取締条約(ICRW)第8条に基づき加盟国の権利として認められるもので、実施国政府が科学調査目的として特別許可証を発行して行っているもの。
クジラの生態や資源量などの科学的調査を目的とする捕鯨で、日本では農林水産省所管の特例財団法人日本鯨類研究所が政府の特別許可を受けて、1987年から南極海(南極海鯨類捕獲調査)で、1994年からは北西大平洋(北西太平洋鯨類捕獲調査)でも実施している。調査対象は、南極海のクロミンククジラ、ナガスクジラ、ザトウクジラ、北西太平洋のミンククジラ、イワシクジラ、ニタリクジラ、マッコウクジラの計7種だが、ザトウクジラは2005-06年調査以降捕獲されていない。調査の副産物である鯨肉は国内で販売され、次の調査費用に充当される。
捕鯨の賛否を巡っては、クジラを「利用できる水産資源」ではなく「保護すべき野生動物」だと考える立場もあるなど、近年、対立が深刻化している。大型鯨類13種を対象に管理措置決定する国際捕鯨委員会(IWC)は、1970年代に欧米で高まったクジラ保護論の影響を受け、1982年に商業捕鯨を一時停止する商業捕鯨モラトリアムを採択、1997年には南極海サンクチュアリ(鯨類保護区)を設定するなどの制限を強めてきた。これに対して、捕鯨国のノルウェーとアイスランドは国際捕鯨取締条約に基づく異議申し立てをして商業捕鯨を続け、日本は1987年に商業捕鯨から条約で認められている調査捕鯨に切り替えて捕鯨を続けている。捕鯨国・反捕鯨国の間の妥協点を探るべく、2010年のIWCの総会では、日本の調査捕鯨における南極海での捕獲枠を大幅に削減する一方、沿岸での商業捕鯨再開を事実上認める内容を盛り込んだ議長案が示されたが、合意には至らなかった。
日本の調査捕鯨での捕獲数は年間1000頭前後。
近年の犬の名前の動物保護団体の過激な活動を受けて、日本国内には暴力行為に屈せずに調査を続行すべきだとする意見や、鯨肉の消費減少などを理由に捕鯨政策の見直しに言及する声も出ているんだとさ。
沿岸小型捕鯨
日本の沿岸小型捕鯨は、地域社会にとって重要な社会経済的、歴史的意義を持つもので、従来ミンククジラを対象として操業が行われてきたが、商業捕鯨モラトリアム以降、ミンククジラの捕獲が不可能となったため、IWCの対象種ではないツチクジラやゴンドウクジラなどを捕獲して細々と経営を継続している。
日本はこのような沿岸小型捕鯨の伝統を保持する観点から、1988年以来、沿岸捕鯨でのミンククジラ50~150頭の暫定捕獲枠をIWCに要求してきたが、各国の理解は年々深まってきているものの、捕獲枠設定には至っていない。
子供の頃は鯨肉が結構豊富に流通していた(と思う、子供だったから良くわからなかったが)。
小学校の給食にもよく出ていた(ような気がする)。
ごめん、本当はよく覚えていない。
ただ「鯨の竜田揚げ」と「鯨カツ」は記憶にある。大好きだったから。
その頃僕の両親はひどく貧乏だったから、こんなに大きな肉の塊(そんなにデカかったか?)は家の卓袱台(ちゃぶだい)に上がったことはない。
だから給食の献立表を見て、「鯨の竜田揚げ」と「鯨カツ」の日は前々日くらいから体調を整え、絶対に休まないようにしていた。
休んじゃうと、放課後にクラスの友達が「パン」は持ってきてくれるが、「おかず」は持ってきてくれないから。
ちなみに「カレー(このころはまだカレーライスではなかった)」の日も休んだことはない。
オヤジになった今でも「鯨の竜田揚げ」と「鯨カツ」は好きだ。


当時は嫌いだった「鯨のベーコン」も今は好き。これで日本酒をやるのは至福の時間。

千葉県の外房地方には「くじらのたれ」っていうのがある。

ツチクジラ(千葉県南房総市和田漁港 水揚げ)の赤身肉を血抜きせず、調味料(たれ)に漬け込み天日干ししたもの。
一般に土産として売られているものは醤油ベースの味付けだが、実は塩味や味噌味のもある。
これを軽く炙ってマヨネーズをちょっとつけて燗酒のアテに。

千葉県人で良かった~って感じ。
このツチクジラは沿岸小型捕鯨で獲られ、その年間捕獲枠は全国でツチクジラ62頭、コビレゴンドウ100頭、ハナゴンドウ20頭と厳しく制限されている。
国内4ヶ所の小型捕鯨基地の1つ、和田漁協のツチクジラの割り当ては26頭。鯨と言ってもそんなに大きくないから、たいした量ではない。

そんな訳で「くじらのたれ」はけっこう高級品。
一袋90グラム前後で600~高いのは2000円なんてのもある。下手な牛肉より高い。
だからしょっちゅうは食べられない。
他の鯨も高いよね、子供の頃は「鯨のベーコン」なんて30円もだせばけっこうな量だったと思う。(子供の頃は嫌いだったからよく覚えてない。)それが今居酒屋で頼んだらほんのチョビっとで、ん百円、1000円以上のとこもある。
なんとかならんかなあ~。
海洋牧場みたいので養殖できないかな?
まあ、そうなるとまた知性のある動物をなんちゃらかちゃらと、青い目の外人さんは騒ぐんだろな。
牛や豚にも脳みそあるんだけどな~。
クジラ、うまいんだけどな~。

長崎にはこんなのもある。千葉県人は滅多に食べれない。
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